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喧嘩が減る魔法のマインドセット:感情の「揺らぎ」を止める禅的思考の力
📌 禅脳思考の核心:認知脳の「暴走」を止める 夫婦カウンセラーとして多くのご夫婦を見てきましたが、ケンカや不満の原因の9割は、 出来事そのもの ではなく、その出来事に対するあなたの 「意味付け」 です。 辻秀一著『禅脳思考』を参考に禅脳思考で夫婦関係を深める方法についてまとめました。 辻秀一氏の著書『禅脳思考』 は、認知脳が行う 「意味付け」 から自由になり、 「フロー」 という最高の心の状態を保つことで、自身のパフォーマンスを最大限に引き出し、 「ごきげん」に生きることを目指す思考法です。 「認知脳」は、パートナーの行動に対して過剰なラベル貼りを行います。 これが心の「揺らぎ」を生み、あなたをノンフロー(不機嫌)な状態へと引きずり込みます。 この「認知脳の暴走」を止め、 事実と意味付けを切り離す 練習こそが、禅脳思考の実践です。 💡実践:禅脳思考で「認知脳の暴走」を止める具体的な方法 ここでは、日常の具体的な出来事を、禅脳思考によって「ごきげんな心の応対」へと変換するプロセスをご紹介します。 1. 夫(妻)が言ったことを忘れていた ⚡️ 日
藤田英範
11月24日読了時間: 5分


夫婦関係を整える「呼吸のチカラ」
私たちは1日におよそ2万回の呼吸をしています。 しかし、その多くを「無意識のまま」行っている人がほとんどです。 呼吸は、身体の動きでありながら、唯一「心(感情)」と「身体」をつなぐ架け橋。 感情が乱れると呼吸も乱れますが、逆に 呼吸を整えることで感情を整えることもできる のです。 つまり、呼吸は「感情のリモコン」。 夫婦関係のすれ違いは、感情的な反応が積み重なって起こります。 しかし、感情的になる前に「一呼吸おく」だけで、関係は驚くほど変わります。 呼吸を意識することで、反射的に怒ったり言い返したりする代わりに、 「今、自分はどう感じているのか?」を観察できるようになります。 呼吸と感情は深くつながっている 怒りや焦りを感じているとき、呼吸は速く浅くなります。 不安や緊張の中では、胸が締めつけられ、息が詰まる。 逆に、安心しているときは呼吸が深く、自然と穏やかに流れています。 感情 呼吸の特徴 心身の状態 怒り 速く・浅い 緊張・興奮 不安 途切れる 胸が苦しい 安心 ゆっくり・深い 安定・リラックス 喜び 胸が開く エネルギーが満ちる 感情が変
藤田英範
11月1日読了時間: 3分


忙しくても“ご機嫌”でいるには?
〜右脳と左脳の調和が、ハイパフォーマンスな夫婦関係と日常をつくる〜 認知×ライフスキル=バイブレイン 仕事、家事、育児…。 やることに追われて気づけば「ため息ばかり」という人も多いかもしれません。 でも、どんなに忙しくても不思議と“ご機嫌”で、夫婦関係もうまくいっている人がいます。 その人たちの秘密は「脳の使い方」にあります。 感情に流されすぎず、かといって理屈っぽくもない。 このバランスを支えているのが、「バイブレイン(両脳の調和)」という考え方です。 左脳と右脳、それぞれの役割 私たちの脳はざっくり言えば、次のように分かれています。 夫婦関係がギクシャクする原因の多くは、この“脳の偏り”にあります。 たとえば、「あなたはいつも〇〇ばかり!」と感情でぶつかる(右脳過多) または「だからこうすればいいって言ってるじゃん」と理屈で押す(左脳過多) どちらも“片側だけ”で関わっている状態なんです。 バイブレインとは? 「バイブレイン」とは、右脳と左脳を“行き来”させながら使うこと。 相手の気持ちを右脳で感じ、どう伝えたら伝わるかを左脳で考え、思いやり
藤田英範
10月18日読了時間: 3分


『奇跡の脳』に学ぶ夫婦円満術
〜右脳モードで“つながり”を取り戻す3つのステップ〜 🧠 はじめに:脳科学が教えてくれる「円満の秘訣」 夫婦関係をより良くするために、コミュニケーション術や心理学を学ぶ人は多いですが、実は「脳の使い方」を知ることも、とても効果的です。 脳科学者ジル・ボルト・テイラー博士の著書『奇跡の脳(My Stroke of Insight)』は、博士自身が脳卒中で 左脳の機能を失い、右脳の世界を直接体験した という衝撃的な実話。 その体験から、私たちが「右脳モード」で生きるとき、どんなに深い 安心感とつながり を感じられるかが語られています。 この“右脳モード”の意識を、夫婦関係にどう活かせるのか── 今回はその実践法を3つに分けて紹介します。 STEP① 左脳を静めて、相手を“分析しすぎない” 左脳は、言語・論理・時間・判断をつかさどる脳。 つまり、「正しいか間違っているか」「どちらが悪いか」を判断する思考です。 夫婦の会話がこじれるとき、多くはこの 左脳モード が強く働いています。 一方、右脳は 感覚・共感・直感 を司る領域。 相手の気持ちを感じ取るの
藤田英範
10月13日読了時間: 4分


「夫にイライラする自分が嫌」そんな時に試したい“感情に振り回されない夫婦円満術”
〜辻秀一『感情に振り回されないコツ』から学ぶ“ご機嫌な心”の保ち方〜 「最近、会話が減った」「一緒にいてもスマホばかり」「何となく冷めた気がする」 そんな小さなズレが、夫婦の“心の距離”を広げていきます。 結婚して年月を重ねるほど、パートナーの言葉や態度に「イラッ」とする瞬間、増えていませんか?悪気のない一言に心が揺れたり、相手の機嫌に引っ張られたり——。 そんなときこそ必要なのが、辻秀一さんの著書『感情に振り回されないコツ』で語られている、 「感情に気づいて、やさしく切り替える力」 です。 この本は、スポーツ心理学の観点から“心の整え方”を紹介していますが、実は夫婦関係にもそのまま応用できる内容ばかり。 今回は、本書のエッセンスを「夫婦関係をより良くする視点」でまとめてご紹介します。 本書から学べる3つのポイント 1. 感情は「悪者」ではない 2. イライラの原因は「意味づけ」 3. ご機嫌力が夫婦を変える 1. 感情を“なくす”のではなく、“扱う” 辻さんは、「感情は悪者ではない」と言います。怒り・不安・寂しさなど、どんな感情も自然な反応
藤田英範
10月12日読了時間: 4分


“なるべく小さな幸せ”が夫婦関係を育てる|情熱の薔薇から学ぶ愛の持続法
私が人生で始めて行ったライブは、中学1年生の時に地元の文化センターにやってきた ”THE BLUE HEARTS”だ。 当時はドラマの主題歌やCMソングなどTVでもよく流れていた。 大好きな歌はたくさんあるけど、中でも ”情熱の薔薇”が好きだ。 その歌の歌詞の一部に...
藤田英範
9月18日読了時間: 2分


メタ認知で夫婦関係が良好に!
~自分を客観視する力が、パートナーシップを変える~ 1. メタ認知ってなに? メタ認知とは、「自分の思考や感情、行動を客観的に捉える力」のこと。 たとえば、怒っている自分に気づいて「あ、自分は今怒ってるな」と一歩引いて見られる力です。...
藤田英範
6月22日読了時間: 3分


“フレーミング”で夫婦関係が劇的に変わる!~今日からできる思考のシフト術~
夫婦関係、長く続けば続くほど「なんでこんな言い方するの?」「また同じこと言ってる…」とイラッとする場面、ありますよね。でも、実はその「感じ方」、**“フレーミング”**ひとつでガラッと変わるんです。 【フレーミングとは?】 フレーミングとは、...
藤田英範
6月20日読了時間: 3分


脳をだまして「なりたい自分」になる
「なりたい自分になりたい」「夫婦関係を良好にしたい」 「もっと自信を持ちたい」「新しい習慣を身につけたい」 「恋人がほしい」「お金持ちになりたい」 脳のしくみを上手くつかい、なりたい自分に近づこう! 1. 脳は「現実」と「想像」の区別が苦手...
藤田英範
6月16日読了時間: 5分


そのイライラ、本当に相手のせい? 夫婦円満を左右する“マインドセットとは“
夫婦円満の為のマインドセット 「なんで私ばっかり家事してるの?」 「またあの人、約束守ってくれない…」 夫婦の間で起きるモヤモヤ。小さなことでも、積み重なると大きな不満になりますよね。 でも、その不満、考え方(=マインド)のクセが原因かもしれません。 欠乏マインドとは?...
藤田英範
6月1日読了時間: 2分


未来からのメッセージ
お金がたくさんあったなら、相手が変わってくれたなら、幸せになれるのに。 こんなに頑張っているのに、彼には全く伝わらない。 あなたの為を思ってやったのに。 期待や願望。 その期待にそったものが返ってきたときだけは幸せ。 それ以外は不幸。...
藤田英範
2024年12月29日読了時間: 1分


なぜ“生まれ育った家庭環境”が今のあなたに影響を与えるのか
1. なぜ「家庭環境」が重要なのか? 夫婦の関係性やコミュニケーションの仕方、価値観や基本的な対人関係のパターンなど、生まれ育った環境(親・家族)が与える影響は大きく、とても複雑です。 時に意識的または無意識的に、幼少期の関係性・価値観・対人対応パターンを引き継いでしまっていることがあります。 この記事ではそのメカニズム、具体例、そして改善のためのアプローチを紹介します。 2. 家庭環境が与える主な影響 ① 対人関係パターンの「テンプレート化」 両親・家族の関係をモデルに、「自分とはこういう人間だ」「人とはこうやって接するものだ」というデータベースがいつのまにか出来上がっています。 例:冷静に話し合う家庭 vs 怒り・攻撃的対応の家庭。 自分にとってはあたりまえと思って対応したことが、まったく相手の価値観と違ったことがあるので、トラブルになりやすいのです。 ② 虐待やネガティブな環境を経験した場合 育ちの中で虐待や否定的な体験があると、常に“危険かどうか”を探すクセがつくことがあります。 例:パートナーの何気ない言葉にも「攻撃された」と敏感に反応
藤田英範
2024年6月30日読了時間: 3分


関係修復の落とし穴
夫婦関係を改善しようと今まで以上に相手に合わせたり、望むことを与えたり、頑張ったところで必ずしも良い関係に繋がるとは限りません。 1.相手の悪い所、理解できない部分を見ずに、良いところを探す。 2.苦手な部分も好きにならなきゃと頑張る 3.ネガティブ思考はダメ!常にポジティブにと心掛ける。 4.つらいことがあっても、この経験にも意味があるはずと考えている。 5.相手は変えられない。自分が変わるしかないと努力している。 この5つの考え方は、人間関係のトラブルを避ける上で、極めて有効な手段のひとつではあります。 問題は、それを実践し続けるのは、容易なことではないということです。 頭では、 「相手を変えられないし、自分が変わるしかない」 と分かっていても、一方では、 「悪いのは向こうなのになんでこっちが 優しくしなきゃならないんだ」 などの納得いかない思いは簡単にはなくならないものです。 相手の言動が許しがたいと感じていたはずなのに、自分が変わるしかないと言う発想は、様々なマイナスの感情を否定することになり、二重三重の意味で自分を押さえつけます。...
藤田英範
2024年6月22日読了時間: 3分


パートナーシップと仕事について
理想の夫婦関係、パートナーシップを考えた時に、一緒の時間を楽しむこと。 家族という事業の共同経営者と考えます。 この人と人生を共に歩んでいくと決めた時から、スタートし、楽しいだけでは生活が成り立っていきません。 家事や育児、お金のことや自分の趣味、生きがい、セクシャリティな...
藤田英範
2024年6月8日読了時間: 3分


理想のパートナーとは?
理想のパートナーを求めるのなら、あなたが望む理想のパートナーについてリストアップしてみよう。 今のパートナーや過去のパートナーなど一人の人で全てを兼ね備えている事はほとんどないことに気づくことができるでしょう。 今まで生きてきて出会った人や経験などで理想は出来上がり、日々変...
藤田英範
2024年5月6日読了時間: 2分













