そのイライラ、本当に相手のせい? 夫婦円満を左右する“マインドセットとは“
- 藤田英範
- 11 分前
- 読了時間: 2分

「なんで私ばっかり家事してるの?」
「またあの人、約束守ってくれない…」
夫婦の間で起きるモヤモヤ。小さなことでも、積み重なると大きな不満になりますよね。
でも、その不満、考え方(=マインド)のクセが原因かもしれません。
欠乏マインドとは?
これは、「足りない」「損してる」と感じる心の状態。
相手の行動を「まだ足りない」「どうせ期待できない」とネガティブに受け取りがちです。
たとえば:
「あの人は感謝の言葉をくれない」
「愛情表現がない」
「私ばっかり頑張ってる」
こうした思考は、相手の短所ばかりに目がいき、関係をぎすぎすさせてしまいます。
充足マインドとは?
一方で「今あるものに目を向ける」「感謝できる」考え方をするのが充足マインド。
完璧じゃなくても、「やってくれてること」に気づくことができます。
たとえば:
「今日は食器を片付けてくれてた」
「忙しい中、子どもをお風呂に入れてくれた」
「話を聞いてくれた」
普段してくれているささいなことに感謝する。
これだけで気持ちはぐっとやわらぎ、相手にも思いやりが生まれやすくなります。どちらのマインドで見るかで、同じ出来事の“意味”が変わる
実は、夫婦の関係って「事実」より「解釈」で変わります。
相手が遅れて帰ってきたとき——
「また私のこと後回しにして!」と思えばケンカになりますが、
「疲れてるんだな、今日も頑張ったね」と思えば、むしろ距離は縮まります。
今日からできる小さな習慣
1日1回、パートナーの“してくれたこと”に目を向けてみてください。
たったそれだけで、見える世界が変わってきます。
【まとめ】
夫婦関係をよくする秘訣は、相手を変えることじゃなくて、見る目(マインド)を変えることかもしれません。
「足りない」より「もうある」に目を向ける。
パートナーの言動をジャッジせず、ありのまま受けとめる。
それだけで、ふたりの空気がやわらかくなるかもしれませんよ。
1人で気持ちを変えられない時や夫婦の問題について第三者を交えて向かい合い、改善し、生活の質を向上したいと思った時は、カウンセラーに相談してみませんか?
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