EQとは「Emotional Intelligence Quotient」の略で、1990年に米国の心理学者ピーター・サロベイ氏とジョン・メイヤー氏により研究された理論です。
EQは他人の感情を感じ取る能力と、自分の感情をうまくコントロールし、利用する能力とされています。
人の感情(心)を察する能力の指標であることから、EQは「心の知能指数」と呼ばれています。
EQが高い人は相手の気持ちを敏感に察し、自分の気持ちをコントロールして人に接するため、無用な衝突を生むことはなく人間関係を円滑に育む特徴をもっています。
練習の積み重ねでEQを上げることができます。
下記にEQ構造を5つの領域に分けて説明して行きます。
1. 自己認識
自分自身の感情、思考、行動、能力、強み、弱みなどを客観的に理解すること。
2. 自己統制
自分の感情や行動を調整し制御する能力のこと。
欲望や衝動に対して冷静に対処し、自分自身をマネジメントする。
3.モチベーション
人が行動を起こす理由や動機付けの力。
モチベーションは内部的な要因(自己成長や達成感など)や外部的な要因(報酬や評価 など)によって影響を受けることがあります。
自分自身や他の人に対して効果的なモチベーション戦略を見つけることが重要です。
4.共感
相手の感情や状況に対して思いやりを持ち、それを理解し受け入れること。
5.社会的技能
他者とのコミュニケーションや協力を円滑に行うために必要な能力やスキルのこと。
他者から望ましい反応を引き出すのに熟達していること。
1〜3は、内省的知能(personal intelligence)自己を客観的に観察し、理解する能力。
4・5は対人的知能(interpersonal intelligence)他者とのコミュニケーションや人間関係を築く能力となる。
思考のトレーニングついては、ブログ ”夫婦円満トレーニング” も合わせてご覧ください。
EQ 心の知能指数を高めることで、夫婦関係だけでなく、子供との関係性や職場などあらゆる人間関係の悩みが解決し、人生が好転するのではないでしょうか?
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使用画像:UnsplashのGaspar Uhasが撮影した写真
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