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脳をだまして「なりたい自分」になる



「なりたい自分になりたい」「夫婦関係を良好にしたい」

「もっと自信を持ちたい」「新しい習慣を身につけたい」

「恋人がほしい」「お金持ちになりたい」


脳のしくみを上手くつかい、なりたい自分に近づこう!


1. 脳は「現実」と「想像」の区別が苦手

私たちの脳は、実際に体験していることと、頭の中でイメージしていることを、ほとんど同じように処理します。

たとえばレモンを思い浮かべると、口の中がすっぱくなるような感じ…ありますよね?これは、脳が「本当に食べた」と錯覚しているからです。


🔸やってみよう:毎日3分、理想の自分をイメージする

どんな姿勢?・どんな服装?・どう話してる?・どんな感情を味わってる?

この「脳内リハーサル」が、現実での行動に大きな影響を与えます。

2. 言葉が脳に与える「命令」

「私なんて無理」「どうせ続かない」

――こうした言葉は、脳にとっては**現実を作る“命令文”**です。

逆に、「できる」「変わってきてる」と言い続けるだけで、脳はその方向に変化していきます。


🔸おすすめの口ぐせ変換

❌「できないかも…」 → ✅「今は練習中」

❌「自信ない」 → ✅「成長途中だから大丈夫」

言葉を変えるだけで、脳のスイッチが変わります。


3. 習慣こそが「あなたらしさ」をつくる

「私は〇〇な性格だから無理」と思い込んでいても、その“性格”は日々の習慣の積み重ねや生まれ育った環境が作り上げたものなので、思い込みを外し、なりたい自分をイメージしましょう!


🔸なりたい自分がやっていそうな行動を1つ、今日からやってみましょう!

例:「堂々とした人」→ 背筋を伸ばして歩く

「朝型人間」→ 朝日を浴びながら深呼吸

小さな習慣が、“なりたい自分”の土台になります。


4. 脳は「快」と「不快」で動いている

人間の脳は、「気持ちいい」「楽しい」と感じる行動を続けようとします。

逆に「つらい」「面倒」と感じることは自然と避けます。


🔸コツ:新しい習慣に“ご褒美”をセットする

トレーニングのあとに温泉やマッサージに行く

・読書や勉強の後にお気に入りのハーブティーを飲んだり、好きな音楽を聴いてリラックスする時間を作る

「やらなきゃ」より「やりたい」と思える工夫がカギです。


5. 周囲の環境が、未来のあなたをつくる

私たちは、周りの人の言葉や雰囲気、習慣から強い影響を受けます。


🔸環境を味方につけよう

・理想の自分に近い人と会話する

・SNSのフォローを見直す

・部屋にポジティブな言葉を貼る

自分の「周り」を変えるだけでも、脳は自然と“そっちの方向”に動き出します。


6. 脳をだまして「夫婦関係」も良好にする方法

「最近パートナーにイライラしてしまう…」「どうしてわかってくれないの?」

そう感じること、ありますよね。

でも実はこれも、脳の反応パターンが固定化しているだけかもしれません。

脳は、毎日の思考や感情パターンを“当たり前”として記憶し、繰り返し感じた感情や言葉に「慣れて」しまいます。

つまり、**パートナーに対するイメージ(=脳の中のフィルター)**

意識の向け方を変えることで、関係性も自然と変わり始めます。


すると、同じ相手・同じ状況でも、心の反応がまったく違ってきます。

小さな意識の変化が、脳をだまし、関係を癒していきます。


🔸やってみよう:

「パートナーの良いところ」に毎日1つフォーカスする

・笑顔がやさしい・真面目に働いてくれている・言葉は不器用でも、気にかけてくれている

最初はぎこちなくても、脳は“それが当たり前”だと錯覚していきます。

パートナーの「いい面」に意識的にフォーカスする習慣を作るだけで、脳の見え方は変わっていきます。


🔸口に出すとさらに効果UP「ありがとう」「助かってるよ」「嬉しかった」

たとえ小さなことでも、言葉にすることで脳の感情回路が変わります。


🔹実例①:無口な夫が急に頼もしく見えた話

ある主婦の方は、無口で何も言ってくれない夫に不満を感じていました。 でも「この人のいいところを1日1個探す」と決めてから、気づいたのです。 「毎朝コーヒーを入れてくれる」「黙って仕事のことを我慢してたんだ」 そう思った瞬間、「不満だらけ」だった相手が、実は“支えてくれてた人”に見えたのだとか。夫婦の会話も増え、自然と笑顔も戻ったそうです。

🔹実例②:感謝の言葉を増やしただけで、空気が変わった

「何度言っても聞いてくれない」と感じていたある男性は、「ありがとう」と言う回数だけ意識して増やすことに。 すると、妻の表情が柔らかくなり、些細なことでも「気づいてくれてる」と伝えてくれるようになったそうです。「言ってもムダ」と思っていたのは、自分の脳の思い込みだった、と気づいた瞬間でした。

まとめ:脳は“あなたの一番身近な味方”

「脳をだます」というのは、無理をすることでもなく、自分をあざむくことでもありません。

自分の可能性を引き出す方法です。

脳のクセやしくみを理解して、自分をうまく導いてあげること。


自分自身に対しても、パートナーとの関係に対しても、「こうありたい」という姿をイメージして、そこに向けた言葉・行動・環境を少しずつ整えていく。

最初は小さな一歩でも、続ければ確実に変わっていきます。

気づけば現実のほうがそのイメージに引っ張られて変わっていく。

あなたも、今日から「なりたい自分」へ向かって、やさしく脳をだましてみませんか?



自分1人では、理想の自分に近づくのを妨げている心のくせ、感情のパターンに気づきにくいものです。

カウンセラーと話すことで、理想の自分のイメージをはっきりとさせ、望む未来を創造しませんか?







参考図書:ジョーディスペンザ薯 あなたという習慣を断つ


 
 
 

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