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生まれ育った家庭環境の影響




夫婦の関係性やコミュニケーションの仕方、価値観や基本的な対人関係のパターンなど、生まれ育った環境が与える影響は大きく、とても複雑です。

それは、時には意識的に、または無意識のうちに発現します。


家庭環境を振り返ることは自己理解を深め、現在の人間関係をより良くするために重要なステップです。これにより、多くの内的および外的な問題が解決され、より健康で幸せな生活を追求するための土台が築かれます。

またパートナーとシェアすることで、お互いの背景や価値観に対する共感や理解を深めることができ、健全で持続可能な関係を築くために重要です。


両親や家族の関係性がネガティブであろうがポジティブだろうが、生まれ育った環境をモデルとして、一種のテンプレートとしてしまうことがよくあります。


問題が出た際に冷静に話し合って解決する家族で育った人と、怒りや攻撃的な態度で対応する家族で育った人とでは、夫婦間でのトラブル解決の方法に違いが表れることがあります。


また生まれ育った環境の中で虐待されていた場合、どうしても自分を傷つける可能性のある

「危険の兆候」に目が向きがちになり、 パートナーが発した全く何気ない一言に対しても、攻められたと感じやすくなり、自己防衛の形として激しく反撃したりするということもあるのです。

また、他人を「自分を傷つけうる人かどうか」という視点ばかりにとらわれ、自分と違う価値観を持っている人に対して寛容になりにくく、自分と違う価値観を持っている人=自分を否定する人というふうに見てしまう傾向があります。

なので、パートナーが自分と違う価値観を持つことが許せないとなってしまう場合があります。


自分が生まれ育った、家族から導き出した「人間とはこういうもの」というデータベースを通してしか、目の前の相手を見ることができないのです。

それが無意識のうちに、自分の対人関係パターンに組み込まれていることが多いので、自分が特殊なデータベースを通して見ていると言うことにすら気づいていない場合がほとんどです。

また、生まれ育った家族の問題には気づいているけれども、それを「反面教師」とする意識が強すぎて、 現在の結婚生活の問題に現実的に向き合うことができなくなる場合があります。


例えば、理想的な家庭像を、現在の家族に押し付けたり、うまくいっていないことを否認したり、 実は、大した問題が起こっていないのに、生まれ育った、家族の問題が再現されているような気がしてしまい、パートナーに過剰な怒りを感じたりすることもあります。


これらの生まれ育った家庭環境の影響は、 基本的な対人関係パターンに組み込まれてしまっているので、にわかに手放す事ができない場合がほとんどです。

なので、相手の「その考え方はおかしい」などと決めつけることなく、自分ではどうしようもない事情として、お互いの過ごした家庭環境をシェアし、理想の夫婦像について話し合い、目標設定をすることが最適だと考えます。


家庭環境の振り返りや、夫婦の対話などに第三者のカウンセラーが入ることで、客観的な視点で問題を見つめ、夫婦の関係性を深める手助けとなることができるでしょう。


UnsplashJimmy Deanが撮影した写真




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