恋愛は、既婚・未婚を問わず、快楽である。
人間の脳がそう反応するようにできているのだから仕方がない。
そして恋愛はハードルが高いほど燃え、快楽も高まる。
簡単に手に入る恋より、苦労が多い恋の方が刺激も強い。
だから人は悪いとわかっていても不倫にハマるし、むしろそのスリルを味わってしまうと、中毒のようにそこから逃れられなくなる場合もあるのです。
不倫相手は家族ではなく、他人なので嫌な部分を見せる必要もなく、責任もない。
新しい刺激や興奮をもたらし、自由な関係で、幸せな気分にさせてくれる。
ときめきや性的な欲求、一時的な感情を満たすことができる。
一方結婚した相手は、家族であり、その人だけでなく、その人の背景(親や親族)とも関わっていく。
一緒にひとつ屋根の下、生活することで、嫌な部分も感じ、ときめきはなくなる。
その代わりに信頼と安心をもたらす。
一緒に幸せを作り出すもの。
相手の価値観を尊重し、ありのままのパートナーを愛すことが求められる。
夫婦関係に不満や問題が生じた場合、相手と向き合わず、自分の感情にフタをして他人に一時的な安らぎを求める。
不倫とは、酒やギャンブルと同じで、目の前の問題、課題に取り組まずに誤魔化し、依存していく。
その代償として、離婚に発展。家族と子供との生活を失う可能性がある。
では不倫をされた側の心理的影響について
1. 信頼の喪失:
- 不倫は、信頼関係を壊す行為であり、被害者は信頼を失ったと感じることが多いです。この信頼の崩壊は、長期的な影響を及ぼす可能性があります。
2. 自尊心の低下:
- 不倫をされた側は、自分の魅力や価値を否定されたような感情に襲われることが
あります。自尊心が傷ついて自信を失うことも少なくありません。
3. 挫折感:
- 人間関係の中で最も信頼していた相手から裏切られた経験は、強い挫折感を生む
ことがあります。これは深い精神的な苦痛をもたらすことがあります。
4. 怒りや憤り:
- 不倫をされた側は、悲しみや傷心だけでなく、怒りや憤りを感じることがあります。
相手や状況に向けられる怒りは、心の中での葛藤やストレスを招くことがあります。
5. 自己否定:
- 不倫をされた側は、自分自身を責めたり、自己否定の感情に囚われることが
あります。自分を責めることで、自己価値や自己肯定感が低下する可能性があります。
これらの心理的な影響は、各人によって異なりますが、不倫によって引き起こされた深刻な傷は、時間とサポートを通じて癒される必要があります。
不倫をされることにメリットはありません。
不倫は信頼関係を壊す行為であり、被害者や周囲の人々に多大な苦痛をもたらすことがあります。
不倫は倫理的にも道徳的にも問題がある行為であり、しっかりとした道徳観や倫理観を持つことが重要です。
信頼や誠実さが大切な人間関係において、不倫は深刻な負の影響をもたらす可能性が高いため、メリットを見つけることは難しいです。
結局、不倫によって誰も幸せになることはなく、関係や人間性に大きな損害を与える可能性があります。
不倫をやめさせるには?
不倫をやめさせるには、探偵を雇って不貞行為の現場を押さえて、慰謝料の請求や不倫を認める接近禁止の誓約書に署名させることで強制終了させる事もできます。
ただその為には、それなりの費用と覚悟が必要になります。
慰謝料を受け取り、不倫をやめさえれば、夫婦関係の問題は解決するのでしょうか?
安くないお金をかける前に以下の事柄に向き合ってみませんか?
1. 自己分析と問題解決:
まずは自分自身を客観的に見つめ直し、なぜ不倫をしてしまっているのかを理解することが重要です。欲求や感情の背景を認識し、問題の根本原因を特定することで、その解決策や対処法を見つけることができます。
2. パートナーとの関係改善: 不倫をやめるためには、既存のパートナーとの関係を改善することが不可欠です。コミュニケーションを改善し、お互いのニーズや問題を理解し合う努力をすることで、不倫をやめる自信やモチベーションが高まることがあります。
3. 専門家の支援を受ける: 心理カウンセラーやセラピストに相談することで、自己成長や問題解決のサポートを受けることができます。専門家の助言や指導を受けつつ、問題に向き合い、不倫をやめるための新たな視点や問題解決に向けての目標を獲得することができます。
4. 誠実な謝罪と決断: 不倫によって相手やパートナーに迷惑や傷つきを与えた場合、誠実な謝罪と謝罪行動を行うことが重要です。自己の責任を認め、不倫をやめる決意を示すことで、問題を解決し関係修復を目指すことができます。
5. 誘惑から遠ざかる: 不倫をやめるためには、誘惑に負けないように気をつけることも重要です。相手との接触を避ける、自己管理や自己制御を強化するための方法を探ることで、不倫からの脱却をサポートします。
今の配偶者から不倫相手に乗り換えをしたいと考えるなら、離婚の手続きが必要となります。
離婚の手続きには、離婚調停や離婚協議、裁判所での離婚訴訟などさまざまな選択肢があり、離婚手続きは法的手続きとなるので、法律の専門家である弁護士の助言を受けることが望ましいです。
不倫相手が既婚である場合、その方も同様に離婚手続きを行う必要があります。
お互いの状況や意向をしっかりと確認し、将来のパートナーシップに向けた考慮が必要です。
離婚が与える子供たちの影響
1.感情面
離婚により親との一緒の時間が減ると、子供たちが孤独感や不安感を抱くことがあります。
複雑な感情が引き起こされ、両親への愛情と怒りが入り交じる状態を体験するかもしれません。
不仲な両親の中で成長すると、子供たちの自己評価や自己価値感に影響が出るかもしれません。
両親間の信頼関係が揺らぐ状況を見ていると、子供たち自身の信頼関係の形成にも影響が出ることがあります。
2.身体的影響
離婚によるストレスは、子供たちの睡眠や食欲などの身体的健康に悪影響を与える可能性があります。精神的なストレスが物理的な健康にもつながり、長期的な影響を与えるかもしれません。
以上のようにその時の子供の年齢によって子供たちの理解度が違うので、様々な状況が考えられますが、小さい子供ほど頭で考えるのではなく、両親の表情や仕草を見て感じています。
両親は子供たちの感情を理解し、支え、健康な発達を促進するためにコミュニケーションを大切にすることが重要です。必要に応じて心理的な支援を受けることも有益です。
不倫をしているまたは、配偶者にされている場合、今の配偶者と関係を修復するか離婚を選ぶか、どちらを選択するにもこれが正解というのはありません。
一人で悩まず、一緒に問題解決に取り組みませんか?
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