“フレーミング”で夫婦関係が劇的に変わる!~今日からできる思考のシフト術~
- 藤田英範
- 6月20日
- 読了時間: 3分

夫婦関係、長く続けば続くほど「なんでこんな言い方するの?」「また同じこと言ってる…」とイラッとする場面、ありますよね。でも、実はその「感じ方」、**“フレーミング”**ひとつでガラッと変わるんです。
【フレーミングとは?】
フレーミングとは、物事の「枠組み(フレーム)」をどう捉えるかで意味づけが変わるという心理テクニック。
同じ状況でも、見方や言い方次第でポジティブにもネガティブにも受け取れるのです。
例:
「今日も残業なの?」→「いつも頑張ってるね」
「また脱ぎっぱなし!」→「リラックスできてる証拠かな(笑)」
【夫婦関係でのフレーミング活用法】
1. 相手の行動に“ポジティブな意味”を与えてみる
例:
「口うるさい」→「家族思いで細かいことまで気づく人」
「忘れ物ばかり」→「頭の中は、家族のことでいっぱいなんだろうな」
2. 自分のイライラに“別の角度”を持たせる
例:
「不機嫌そう」→「今日は疲れてるのかな?」「安心できるから本音が出てるのかも」
「またため息ついてる…」→「一生懸命がんばってるんだな」
「返事がそっけない」→「本音を出せるほど安心してくれてるのかも」
3. 「感謝」に切り替える
例:
「なんで?」→「ありがとう」「助かるよ」
「返事がそっけない」→「本音を出せるほど安心してくれてるのかも」
「忘れ物ばかり」→「頭の中は、家族のことでいっぱいなんだろうな」
不思議と、相手の欠点が愛おしさに変わっていきます。
言い方も、目の色も、温度も――ほんの少しずつ、優しくなっていくでしょう。
【ワンポイントチェックリスト】
あなたはどのフレームで見てる?
□ 相手の言葉にすぐ反応してしまう
□ 「またこれか」と思うことがある
□ ポジティブに変換してみたことがない
→どれかにチェックがついたら、今日からフレーミング実践してみましょう!
【あなたも今日からできる:やさしいフレームのかけ方】
💡 3つのステップ
立ち止まる:「イラッとした瞬間」に、ひと呼吸。
問い直す:「これ、他の見方ができるとしたら?」
言葉を変える:「なんで?」→「どうしたの?」「ありがとうね」
【まとめ】
夫婦円満の秘訣は、相手を変えることじゃなく**「見え方」を変えること。
どんなに愛し合っていても、すれ違うこともあります。
でも、“見え方”を変えるだけで、愛はちゃんとそこにあると気づける。
「出来事をどう捉えるか」で、すべての感情が変わります。
日々の小さな“フレーミングの切り替え”を積み重ねていくことで、夫婦間の空気をやわらかくしてくれます。
自分の感情を客観的に見ることから始めて、それをフレーミングを使って変化させる。
カウンセラーと話すことで、今の気持ちや感情の癖に気づき、理想の自分へと変わるお手伝いをさせて頂きます。
参考図書:増田勝利 薯 「ブレイン・マッピング」
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